今回のコラムは日本人の約80%の方が体験する
と言われている腰痛についてです!
腰痛は多くの方が悩まれていますが、
一言で腰痛と言っても筋肉から来るもの、
関節や骨から来るものや、内臓から来るものなど、
実は腰痛の原因は色々あります。
その中でも今回は多くの患者様がお悩みの
腰椎椎間板ヘルニアについて書いていこうと思います。
◦腰椎椎間板ヘルニアって何?
背骨には首~腰まで24個の骨で構成されています。
背骨は、椎骨と呼ばれる骨がずっとつながって連結したもので出来ています。
腰の骨は5個の骨で構成された部分で
骨と骨の間にある物が椎間板です。
椎間板は、柔らかいゼリー状の髄核(ずいかく)と、
それの外周を取り囲む線維輪(せんいりん)の二重構造になっており、
体に加わる圧力を受け取る
クッションのような役割を果たしています。
しかし、日常生活で反復する負荷が
加わり続けていると、
髄核を取り巻く線維輪に小さな亀裂が入って、
髄核が移動して周囲に向かって突出した状態を
椎間板ヘルニアと言います。
この突出した髄核が神経組織を圧迫するため、
腰に痛みが生じます。
腰椎椎間板ヘルニアは、
疾患の発生は比較的若い男性に多く
好発年齢は20~40歳代です。
前かがみや中腰の姿勢を長時間続けたり、
重たいものを急に持ち上げたりしたときなどに
急に発症することもあるので
ギックリ腰と思われる方もいます。
◦腰椎椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板ヘルニアは腰の痛みのほかに、
片側の太ももから膝、足にかけての痛みや
皮膚の感覚が左右で違ったり動かしづらいなどの症状も出る方もいます。
また動作での痛みは背中を丸めたり、
前かがみになったりすると
髄核に神経が圧迫されて痛みや痺れが強くなるのが特徴です。
◦腰椎椎間板ヘルニアの鍼灸施術
腰椎椎間板ヘルニアと言っても
原因は人によって違います。
基本的には普段の姿勢が悪く、腰への負担が
長時間かかってしまったことが原因のことが多いです。
当院では出てしまっているヘルニアの周辺に
鍼灸治療を行うことで硬くなってしまった筋肉をほぐし、
血流促進をさせ症状の緩和を目指します。
また、痛みが出ている箇所だけではなく原因に対するアプローチも行っております。
そうすることで痛みの緩和や原因を根本から良くすることを狙っております。
辛い腰椎椎間板ヘルニアで
お悩みの方がいらっしゃいまいしたら
一度さかえ鍼灸治療院にご相談下さい!
スタッフ一同精一杯サポートさせていただきます。