今回のコラムは当院の生理痛に対しての鍼灸施術です!

以前のコラムで生理痛の原因を書かせていただいたので今回は

当院での生理痛に対しての施術内容をご説明させていただきます。

 

○骨盤内の血液の流れを良くするための施術

痛みの原因と考えられているホルモンが骨盤内に留まってしまうと痛みが強くなると考えられていますので、
骨盤内の血流を良くするために下腹部や腰部に施術を行ってまいります。お腹には沢山大事なツボがあり、症状に合わせて鍼を打っていきます。

 

 

 

○血液の流れを悪くする瘀血(おけつ)に施術を行う

東洋医学では生理痛の原因に瘀血(おけつ)が関係していると考えています。
瘀血とは血液の流れが滞った状態のことで、瘀血があり身体の血流が悪くなっていると
子宮内膜に十分な酸素や栄養が行き渡らないことによって生理痛が強く出てしまうと考えております。
身体に滞った瘀血が流れるように下肢や上肢の経穴に施術を行い流れを良くして行きます。三陰交(サンインコウ)と言ったツボは有名ですよね。他にも中封、や商丘と言ったツボに施術する場合もあります。

 

○自律神経の乱れから来る生理痛に対して

日常生活でのストレスから自律神経が乱れ、血液の流れが悪くなることにより生理痛が強く出ていることもあります。
その場合は脈やお腹の反応などから鍼を刺す場所を決め、
全身に施術を行い、自律神経の乱れにより緊張気味の身体をリラックスしやすい状態にして行きます。
また生理痛を強く感じている方は身体に「冷え」を感じていることも多いので、
お灸を使って身体を温め鍼の効果を高めて行きます。鍼の先にお灸を付けて行う、灸頭鍼、なんかもおすすめの施術となります。

 

 

○どれくらいの頻度で施術を行うのか?

基本的には生理後に施術を開始し、4回施術を行うことを1セットとし、
それを2セット行いますので計8回の施術をします。
施術は1週間に1回の頻度で行いますので約2ヶ月間は生理痛に対しての施術を行なってまいります。

 

辛い生理痛でお悩みの方がいらっしゃいまいしたら

一度さかえ鍼灸治療院にご相談下さい!

スタッフ一同精一杯サポートさせていただきます。